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母VS継母
母親と継母は、目的は違えど、幼少期にあなたを養い、導く役割を担う大切な存在です。
母親と継母の大きな違いは、母親は子宮を通して自分を産んでくれる人であることです。継母はお子さんを産んだ母親ではありませんが、逆に実母が亡くなった後や、結婚生活が破綻して離れ離れになった後に実母となる人かもしれません。
継母には権利と境界線があり、いつでもそれを越えてはいけないという強い信念があるのです。一方、母親は権利や境界線に縛られることはありません。これが母親と継母の大きな違いです。
たしかに、母親は子どもに対して純粋な愛情を持っています。継母は、他の女性の息子や娘に同じ愛情を注いではいけないのです。また、継母が「息子」「娘」を気遣う世界を見せるケースも少なくありません。
世間では、継母になることは大きなチャレンジをすることと同じだと思われています。課題は、継母として子どもたちの心に自信と愛情を植え付けることです。一方、実の母親は、我が子の心に自信と愛が生まれるのは当然のことです。