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血液型
血液型
血液は、血漿と呼ばれる液体マトリックスに包まれた細胞からできています。血液の体積の45%は細胞、残りの55%は血漿で構成されている。人間の血液は、A型、B型、AB型、O型の4種類に分けられます。血液型がA、B、AB、Oのいずれであるかは、赤血球膜脂質やタンパク質に共有結合した短鎖糖によって決まる。AB型の人はAおよびB構造のガングリオシドを持つ。さらに、人口の85%がrhsus因子を含む赤血球を持っており、これをRH-positiveまたはRH+と呼び、この因子を持たないものをRH-VE-negativeまたはRH-VEと呼んでいる。
血液型 A
血液中には、血漿中の抗体と反応する抗原として働く2種類のレクチンが存在する。赤血球に特異的**レクチンを持つ人は、血漿中に対応するレクチンaを持たない。 したがって、赤血球膜にレクチンaを持つ人は、血漿中にレクチンaを持たず、血液型aに分類されることになる。レフサス因子の有無により、さらにa+VE型とa-VE型の血液型に分類される。
血液型B
血漿中にレクチンBのみを含み、対応するレクチンBを含まない赤血球を血液型Bとし、赤血球膜上にレフス因子とレクチンBがあるものをB+Ve、膜上にレフス因子がないものを血液型B-Veと分類している。
AB式血液型
赤血球がレクチンAとBの両方を含み、血漿が対応するレクチンAとBを含まないものは血液型ABに分類され、さらに存在するアカゲザル因子によってAB+VEとAB-VEに分けられる。血液型ABの人はユニバーサルレシピーと呼ばれるが、血液型ABしか献血できないのである。
血液型O型
赤血球にはA、Bの2種類のレクチンがなく、血漿にも対応するレクチンA、Bがない。血液型はO型に分類され、赤血球因子の有無によりO+VE、O-VEに細分化され、O型の人は万能供血者と呼ばれる。
概要