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ある開発者が、誤って次期windows1021h1の発売日をリークした可能性があります。マイクロソフトは、通常春と秋にリリースされるメジャーアップデートの日付を、半年ごとに宝箱の横に並べている。
しかし、今回流出した情報は、次の大型OSアップデートのリリース日を詳述している可能性があります。
WindowsLatestのMayank Parmar氏が発見したように、Windows Edge Chromiumの開発ログにある新しいコードのコミットには、次のようなコメントが付されています。
今年2021年6月に発売されるWindows Releaseには、KTMエクスプロイトを無効化できる新しいAPIが搭載されています。
これだけでは正確な発売日はわかりませんが、2021年6月がWindows 1021H1の中間リリース時期であることを示しているのかもしれません。このため、これまでのアップデートは4月か5月に実施されていたため、例年よりやや遅いタイミングでの実施となりますが。
コミットでは、リリース日の可能性に加え、このアップデートにより、kerneltransactionmanager(KTM)攻撃を防ぐための新しいAPIが提供されることを指摘しています。最も極端な例では、KTM攻撃により、攻撃者が標的のコンピュータ上でコードを実行することになります。
このような攻撃から守るためのAPIを導入することで、windows 10全体のセキュリティが向上します。
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windows 1021h1の潜在的なバージョンにこの脆弱性があり、今後5ヶ月以内にアップデートがリリースされるという事実にもかかわらず、実際にはその内容についてはほとんど知られていません。
このアップデートにより、あまり使われていないWindows 10の振動を最小限に抑える機能が削除されることが分かっています。この機能は、21H1アップデートの以前のバージョンではオフになっており、windows10insiderプレビューではその一部が利用可能でした。また、このアップデートにより、DNS over HTTPSのネイティブサポートが提供される予定です。
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情報不足の一因は、21H1がどのようなバージョンであると考えられているかにある。現段階では、insiderpreviewのリリースに新機能がないことから、今回のアップデートはバグフィックスと機能修正が中心となることが予想されます。新機能の数々があれば、少なくとも大規模なテストは行われているはずです。
さらに、最近の別のリーク情報では、このアップデートはいわゆる「イネーブルメントパック」である可能性が高いことが判明しています。この場合、Enablement PackはWindows 10で現在無効になっている機能を有効にするもので、大きな新機能を提供するものではありません。
ということは、今年後半に予定されているWindows 21H2 updateでは、機能アップデートが提供されるということでしょうか?時間が経たないとわかりません。