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Instagramのアプリ内メッセージングシステムがMessengerに似てきた。 FacebookはMessengerの機能の一部をInstagram Directに統合し始め、アプリ上でのチャットの方法を変えつつある。
2019年1月、FacebookはMessenger、Instagram、WhatsAppを統合する計画を発表しましたが、一部のユーザーがInstagramとMessengerの統合の兆しを感じ始めたのは2020年8月のことでした。
今、Facebookの計画がようやく実を結びつつあるようです。Instagramのブログの投稿で、Instagramが新しいメッセンジャー機能を開始することを発表しました。
Instagramを開くと、すぐに新しいメッセージング体験でアプリをアップデートするよう促すオプションが表示されます。Messengerとの統合により、Instagramに10の新機能が追加されました。
**ステッカーを使ったり、アニメーションのメッセージ効果を再生できるだけでなく、Facebookの「Watch Together」機能を活用することもできます。メッセンジャーとの連携では、チャットをカスタマイズしたり、メッセージを消えるようにすることも可能です。
InstagramとMessengerの統合の最大の魅力は、Instagramのアカウントを持っていない相手と会話を始められることでしょう。
相手がMessengerを使っている限り、Instagramでもメッセージを送ることができますし、その逆も可能です。つまり、友人や家族と別のプラットフォームでチャットを始めるために、アプリを何度も切り替える(あるいは新しいアプリをダウンロードする)必要はないのです。
プライバシーに関しては、Facebookに新しい設定が追加され、Instagramのユーザー以外がInstagramでメッセージを送ることができるかどうかを選択することができます。メッセンジャーも同じ設定です。
メッセンジャーとインスタグラムの統合は、複雑な心境をもたらすと思われます。メッセンジャー機能の追加により、Instagram Directが大きく改善された一方で、Facebookが自社の様々なアプリをどの程度統合していくのか、懸念も出てきています。
なんといっても、Facebookは、FacebookとInstagramのアカウントをコントロールできるアカウントセンターを作ったのですから。