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この方法では、トラブルシューティングのためにセーフモードでPowerPointを起動したり、特定のテンプレートで起動したりするためのパラメータを追加することができます。
コマンドプロンプトからPowerPointを開く方法は2つあり、そのうちの1つを知っていれば「powerpnt.exe」ファイルの場所を確認することができます。ファイルエクスプローラーで掘って手動で行うこともできますし、コマンドプロンプトで探すこともできます。
まず、コマンドプロンプトのウィンドウを開いてください。Windowsの検索バー(タスクバーのWindowsアイコンの横)に「cmd」と入力することで実行できます。Enterキーを押すか、検索結果の「コマンドプロンプト」アプリケーションをクリックします。
初めてコマンドプロンプトを開くときは、ユーザーアカウントのフォルダーから起動します。ここから、このコマンドを入力してEnter:を押すだけで、PowerPointを起動することができます。
start powerpnt.exepowerpnt.exeを保存することもできますが、どのディレクトリにあるか知っておく必要があります。
powerpnt.exe ファイルを見つけるには、cd コマンドで program files ディレクトリに移動する必要があります。このコマンドは、コマンドプロンプトのカレントディレクトリを変更します。
このコマンドを入力し、Enterキーを押してください。
cd\"program files"これで、Program Filesディレクトリに移動します。次に、powerpnt.exeファイルが置かれている場所を確認します。次のコマンドを入力し、"Enter "キーを押すことで実行します。
dir powerpnt.exe /sこのコマンドを入力すると、コマンドプロンプトがディレクトリを検索してくれます。
powerpnt.exeファイルの場所がわかったので、cdコマンドでファイルのパスを開くことができます。この例では、次のコマンドを入力する必要があります。
cd Microsoft Office\root\Office16これで、powerpnt.exeが次の場所にあるはずです。
あとは、「powerpnt」と入力してEnterキーを押すだけで、通常の方法でPowerPointが開きます。
しかし、このコマンドを使う意味は、このコマンドが提供するさまざまなスイッチやパラメータを利用できることです。
以下は、Microsoft Office公式サポートサイトより提供された、PowerPoint起動時に使用できるコマンドスイッチの一覧です。次の例のように、コマンドラインの「powerpnt」コマンドの末尾にこれらを追加してください。
スイッチとパラメータ | 商品説明 |
/safe | セーフモードでPowerPointを起動します。これにより、他のアドインやテンプレートなどのカスタマイズをせずにPowerPointを起動することができます。PowerPointでトラブルシューティングを行う際に役立ちます。 |
/クラスB | PowerPointを白紙の状態から起動します。 |
/クラスC | 指定したPowerPointファイルを開く。ファイルを指定しない場合、PowerPointはこのように正常に起動します。例:"c:˶‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾╱ファイルパス/プレゼンテーション名 .pptx |
/Mマクロ | 指定された方法でマクロプレゼンテーションを実行する。例:"c:୧⃛(๑⃙⃘◡̈๑⃙⃘)"/m .pptm "マクロ名 "の見つけ方 |
/No | PowerPointを起動し、指定されたテンプレートを元に作成します。例: "c:\Program FilesMicrosoft Officeを指定した場合、空白のテンプレートが使用されます。 |
/O | PowerPointを起動し、表示するファイルのリストを指定して開く。例:"c:୧⃛(๑⃙⃘◡̈๑⃙⃘)"/O ファイル名 1.pptx, ファイル名 2.pptx" |
/p | 指定されたプレゼンテーションを印刷します(デフォルトのプリンターを使用)。このスイッチを使用すると、PowerPointで印刷するための印刷ダイアログボックスが表示されます。例:"c:୧⃛(๑⃙⃘◡̈๑⃙⃘)" /P "filename.pptx" |
/PTカンパニー | PowerPointを開かずに、指定したプレゼンテーションを印刷します。 例) "c:\Program FilesMicrosoft Office﹑Office16﹑powerpnt.exe"/PT "プリンター名前 """ filename.pptx" 空の引用符は必須ですので、ご注意ください。 |
/レストア | 以前のPowerPointセッションを復元しようとすると、突然のエラーでクラッシュしました。例:"c:δProgram FilesMicrosoft Office δrootδOfficeδ16δpowerpnt.exe"/restore |
/Sサイズ | 指定したファイルビューをスライドショーで開く。例:"c:୧⃛(๑⃙⃘◡̈๑⃙⃘)"/sec "filename.pptx" |
これらのコマンドを使用すると、PowerPointを開くための任意の特定の方法を選択することができます。
この方法で開くことができるOffice製品はPowerPointだけではなく、Wordもコマンドプロンプトから開くことができますよ。
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