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WindowsでAlt+Tabを使ってアプリケーションを素早く切り替えることに慣れ親しんでいるMacユーザーなら、Macで同じようなことをする方法が組み込まれていることを知って喜んでいるかもしれません。その方法をご紹介します。
Windowsの世界では、Alt+Tabキーを押すことで開いているアプリケーションを素早く切り替えられる、通称「タスクスイッチャー」と呼ばれる機能が多くのユーザーに親しまれています。この機能は、Windowsでは1987年のWindows 2.0から採用されており、macOSでも同様のショートカットが利用可能です。
Macで開いているアプリケーションをすばやく切り替えたい場合は、Command+Tabキーを押します。Cmdキーを押しながらTabキーをタップすると、カーソルがアイコンの間を左から右へ移動します。
また、Command+Shiftを押しながら「Tab」をタッチすると、選択カーソルを右から左へ逆移動させることができます。または、Command+Tabキーを押しながら、左右の矢印キーでアプリケーションを選択することもできます。
切り替えたいアプリケーションをハイライトしたら、Command+Tabを離すと、そのアプリケーションがフォアグラウンドになります。
また、Command+Tabのトグルで、他の操作を行うこともできます。Command+Tabでアプリケーションのアイコンをハイライトし、上下の矢印を押すと、そのアプリケーションで開いているすべてのウィンドウを画面上にサムネイル表示するモードが起動します。これは、macOSに古くからあるExposéやMission Controlと呼ばれる機能に似ています。
そこから、マウスポインターでクリックするか、左右の矢印キーでウィンドウをハイライトしてエンターキーを押すと、好きなウィンドウを選択することができます。
また、開いているアプリケーションは、Command+Tabのショートカットで管理することができます。Command+Tabでアプリケーションリストを開き、アプリケーションをハイライトして「Q」キーを押して終了します。また、「H」キーを押すことで、アプリケーションの非表示/非表示解除ができます。
Command+Tabを使わないウィンドウ管理の方法を紹介します。 同じアプリケーションで2つ以上のウィンドウを開いていて、キーボードショートカットを使ってウィンドウを切り替える場合、Command+`(Commandとバックティック/波線キー)を押します。
また、Command+Shift+`を押して、逆方向に循環させることができます。前景に欲しいウィンドウが見つかったら、キーを離すだけです。アプリケーションの切り替えが楽しくなりますね。