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Microsoft Wordは、性差や年齢による偏りなどをチェックし、プロフェッショナルなコミュニケーションにおけるインクルーシブな言葉遣いを支援します。この機能はデフォルトではオフになっていますので、排他的な表現を避けたい場合は、こちらをオンにする方法をご紹介します。
文法チェックの包含言語は、Microsoft 365のサブスクリプションに付属するバージョンのWordでのみ利用可能です。スタンドアロン版のOffice 2019や旧バージョンのOfficeを使用している場合は、本機能を利用することはできません。
まず、Microsoft Word文書を開きます。「ホーム」タブで、「エディター」→「設定」をクリックします。
このメニューは、「ファイル」→「オプション」を開き、「校正」を選択し、「設定」ボタンをクリックしてもアクセスできます。
Inclusivity」の項目までスクロールし、Wordに文書内でチェックさせたい項目にすべてチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。
これで、Wordで何かを書くと、文法チェッカーが「ホワイトリスト」「ブラックリスト」といった非包括的な言語を選択し、代替案を提案してくれます。
文法チェックは、明らかなものよりも、自分が考えていない偏見に対して行っているようです。例えば、人種差別の言葉には、不快感を与えるとしてフラグを立てないものもありました。しかし、検閲官は "human "という単語を取り上げ、"human "と "human "に変更するよう提案しました。