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私たちは、マイクロソフトのPowerToysという、windows10用の無料のオープンソース・ユーティリティ集を愛用しています。本日リリースされたPowerToys 0.18で、マイクロソフトは「PowerToys Run」アプリケーションランチャーとキーボードショートカットマネージャーを追加しています。
PowerToys Runは、キーボードベースのクラシックなアプリケーションランチャーで、アプリケーションの実行も切り替わります。MacのSpotlightによく似ていて、Win+Rキーボードショートカットの現代的な代わりのような感じです。
windows 10のスタートメニューに標準搭載されている検索機能とは異なり、BingでWebを検索するのではなく、アプリケーションやファイルを起動するためのもので、標準の実行ダイアログボックスとは異なり、内蔵の検索機能により、アプリケーション名で検索することができます。
PowerToys Runは、カスタマイズ可能なプラグインを提供し、電卓や辞書などの機能を追加することができます。マイクロソフトは、このランチャーデザインドキュメントで詳細を説明しています。
PowerToysには、単一キーや複数のショートカットをリマップするためのキーボードキーリマッパー「キーボードショートカットマネージャー」も用意されています。この作業には、sharpkeyより強力で、AutoHotkeyより使い勝手の良いものになるでしょう。
Windowsのレジストリを通じてキーをリマップするSharpKeysのように、キーボードショートカットマネージャーは、あるキーを別のキーにリマップすることができます。例えば、Caps LockをShiftなどの機能として機能させることができます。
自動ホットキーと同様に、Windows内蔵のキーボードショートカットを編集することも可能です。Windows+Gを押したときにゲームバーを開かず、Windowsが画面をロックするようにしたいのですか?このインターフェイスからも可能です。
これらの新機能はBuild 2020で発表されましたが、マイクロソフトはこの夏もPowerToysに便利なツールを追加していきます。PowerToys 1.0の「完全版」は2020年9月にリリースされる予定です。マイクロソフトの今後の展開に期待しています。
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