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Excelを使えば、2つの値の変化率を素早く計算することができます。この例では、ガソリン価格が一晩でどれだけ変わったか、株価の上昇率や下降率を計算するために必要なことを紹介します。
元の値と新しい値の変化率は、元の値と新しい値の差を元の値で割った値として定義されます。
(new_value - original_value)/(original_value)例えば、昨日1ガロンのガソリンが2.999ドルの時に車で帰宅し、今朝ガソリンを入れたら3.199ドルになった場合、それらの値を**式に取ることで変化率を計算することができるのです。
($3.199 - $2.999)/($2.999) = 0.067 = 6.7%この簡単な例では、仮想的な価格のリストを見て、元の価格と新しい価格との変化率を求めます。
これは、「元の価格」、「新しい価格」、「変化率」の3つのカラムを持つサンプルデータです。最初の2列はドル建てで整形しています。
まず、「変化率」列の最初のセルを選択します。
以下の数式を入力し、Enterキーを押してください。
=(F3-E3)/E3結果は、パーセント表示されていないセルに表示されます。
Home」メニューから「Numbers」メニューに移動します。1つはセルの値をパーセントで表示するためのボタン、もう1つは小数点以下の桁数を減らして10分の1だけを表示するためのボタンです。まず、"%"ボタンを押します。次に、「.00->.0」ボタンを押します。メニューの右側にあるボタンを使って、表示される値の精度を上げたり下げたりすることができます。
値がパーセント表示され、小数点以下が1つだけ表示されるようになりました。
これで、残りの値の変化率を計算することができます。
変更率」列のすべてのセルを選択し、Ctrl+Dを押します。 Ctrl+Dのショートカットは、選択したすべてのセルを下または右に塗りつぶします。
これで、元の価格と新しい価格との変化率がすべて計算されました。なお、「新しい価格」の値が「元の価格」の値を下回る場合、結果はマイナスとなります。
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