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Firefoxの拡張機能として20万人以上のユーザーを持つWeb Securityは、ユーザーが閲覧したすべてのWebサイトを追跡し、その情報をドイツのWebサーバーに保存しています。
モジラは先週、ユーザーのプライバシーを向上させるアドオンについてのブログ記事で、この拡張機能を推奨しています。
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Bleeping Computerに掲載されたCatalin Cimpanuの記事では、拡張機能がユーザーを追跡する際にどのように行き過ぎる可能性があるかが述べられています。
通常、脅威をスキャンする必要のあるFirefoxアドオンには、リモートサーバーでスキャンしたURLを確認する権利があるかもしれませんが、アドオンがリモートサーバーに送信していたデータの形式によると、Web Securityは現在のURL以上のものを記録していたようです。
このデータでは、プラグインが個々のユーザーをIDで追跡し、閲覧パターンとともに、ユーザーが「oldUrl」から「newUrl」へと移動する様子を記録していることがわかります。
ブラウザの拡張機能はプライバシーの悪夢である、ともう一度言いたい。どうやらMozillaでさえ、どの拡張機能がプライバシーの向上に役立ち、どの拡張機能がユーザーを積極的にスパイしているのかを把握しきれないようです。一般ユーザーは、誰を信用すればいいのか、どうやって判断すればいいのでしょうか?
写真提供:Antonio Guillerm/Shutterstock.com ウェブサイト