2 人文・社会科学系を専攻すること。もし、あなたが本当に情熱を持っていて、患者とのコミュニケーションに力を入れたいのであれば、理系以外の専攻に挑戦してみてはいかがでしょうか。英語、コミュニケーション学、あるいは美術史などの専攻を選びながら、神経科医になることもできるのですただし、準備はより難しくなるので注意が必要です。ただ、理系を専攻していないと、MCAT(Medical College Admission Test)の対策は難しくなることを覚えておいてください。もし、学校で許可されたとしても、幅広い科学的背景を身につけるためのコースを受講するようにしてください。例えば、物理学、人間生物学、無機・有機化学、心理学などの科目を履修するようにするとよいでしょう。理系以外の分野を専攻している場合や、将来的に医師を目指す場合などには、十分に可能です。あなたの人生経験やさまざまな視点を活かして、医学部への出願で目立つことができます。
1 医学を学ぶ場合は、USMLE(United States Medical Licensing Examination)を受験してください。医学部在学中に、第一次試験を受験する。試験では、医学の基本的な知識と臨床能力を証明することになります。医学部1~2年の時に試験のStep1を受験する。ステップ2のCK(臨床知識)試験を受けるのは、臨床技能の練習を重ねた3年目か4年目まで待ちましょう。卒業後は、ステップ3のUSMLE試験を受験し、免許を取得することができます。
2 DOプログラムに在籍している場合は、Comprehensive Osteopathic Medical Licensing Examination (COMLEX-USA)を受験してください。USMLE試験と同様に、COMLEX-USA試験では、基礎的な医学知識の評価と臨床能力が試されます。1級は医学部1年次から受験可能です。2年目以降に2級CEと2級PEの試験(順不同)を受験する。大学院の学位取得後に3級を受験する。