3 管理会計士の資格を取得する。多国籍大企業の財務を管理する立場になり、公認管理会計士(CMA)に興味を持つようになるかもしれません。CMAを目指す場合、学士号を取得し、2部構成の試験を受け、Institute of Management Accountantsの倫理規定に同意し、少なくとも2年間の実務経験が必要です。試験は、財務諸表分析、運転資本政策、資本構造、評価問題、リスク管理など、多くのテーマをカバーしています。
4 内部監査員の資格を取得する。ビジネスの財務運営を評価し、それを合理化する方法を見つけるのが好きなら、公認内部監査人(CIA)になることを検討してもよいかもしれません。CIAになるためには、4つの試験に合格し、大学の学位を持ち、2年間の内部監査員としての経験が必要です。選択する内部監査の種類によって、さらに専門的な資格が存在します。これには、CCSA(Certified Control Self-Assessment)、CGAP(Certified Government Audit Professional)、CFSA(Certified Financial Services Audit)、CRMA(Certified in Risk Management Assurance)などが含まれます。
5 情報システム分析の資格を取得する。情報システムの管理・監査に携わり、公認情報システム監査人(CISA)の資格取得でキャリアアップを図りたいという方もいらっしゃるでしょう。CISAになるためには、ISACAの試験に合格し、5年間の情報システムの監査経験が必要です。また、場合によっては、経験の代わりに資格を生かすことも可能です。また、専門分野によっては、CISM(Certified Information Security Manager)、CGEIT(Certified in Enterprise IT Governance)、CRISC(Certified in Risk and Information Systems Control)の取得により、さらに資格の強化を図ることができます。