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Microsoft Excelで複数のワークシートを編集している場合、それらをグループ化すると便利なことがあります。これにより、複数のワークシートの同じセル範囲に変更を加えることができます。その方法をご紹介します。
Excelでワークシートをグループ化することは、Excelのワークブックに、異なるデータを含みながら同じレイアウトのワークシートが複数ある場合に便利です。
次の例は、この点を説明しています。学校データ」というExcelのワークブックがあり、そこには学校の運営に関連するいくつかのワークシートが含まれています。ワークシートのうち3枚は、「A組」「B組」「C組」という異なるクラスの生徒をリストアップしています。
これらのワークシートをグループ化すると、いずれかのワークシートに対して行った操作は、すべてのワークシートに適用されます。
例えば、各ワークシートのG列(セルG4~G12)にIF式を記述し、1998年または1999年生まれの生徒がいるかどうかを判断したいとします。ワークシートが**式の前にグループ化されている場合、3つのワークシートの同じセル範囲に適用することができます。
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ワークシートをグループ化するには、Ctrlキーを押しながら、Excelウィンドウの下部にあるグループ化したいワークシートそれぞれをクリックします。
グループ化されたワークシートは白い背景で表示され、選択されていないワークシートはグレーで表示されます。
以下の例は、上で提案したIF式** "B "ワークシートを示しています。ワークシートがグループ化されているため、「クラスA」「クラスC」のワークシートのセルG4~G12も同じ計算式が使用されます。
これらのセルのいずれかをさらに変更し、たとえばH列に2つ目の数式を追加すると、その変更はグループ化されたすべてのワークシートに同時に適用されます。
Ctrlキーを押しながら、複数のワークシートを個別に選択し、グループ化することができます。しかし、ワークブックが大きい場合は、これは現実的ではありません。
Excelワークブック内のすべてのワークシートをグループ化するには、Excelウィンドウの下部に表示されているワークシートの1つを右クリックすると、時間を節約できます。
ここから「すべてのシートを選択」をクリックすると、すべてのシートがグループ化されます。
複数のワークシートの変更が終了したら、2つの方法でグループ化を解除することができます。
最も早い方法は、Excelウィンドウの下部にある選択したワークシートを右クリックし、"ワークシートのグループ化を解除 "をクリックすることです。
また、ドローイングを1枚ずつグループ解除することも可能です。Ctrlキーを押しながら、グループから削除したいシートを選択するだけです。グループ化されていないシートのタブは、背景がグレーに戻ります。